独立しても意識をしないと自由な時間は作れないから注意しよう

こんにちは。

吉田町と野毛を愛する横浜市中区で開業中の税理士しのはらともあきです。

本日のブログは・・・

勤務していたら自由な時間が一切作れないという理由で独立をもし考えているなら

 

実は独立した方が意識しないと時間を作れない可能性もあるので注意

ってそんな事を書かせて頂きます。

独立をして時間が無くなる原因

資格を取って独立をしたら自分の自由な時間が作れて最高だぜ!

って思ったら案外そうも出来ない事も多々あるので、

独立をして時間を作りたいという事でしたら意図的にオフの時間を作りましょう。

因みに、独立をして僕は自分の時間をあまり作れていないので

その原因を考えてみて僕の失敗談を公開します。

(1)生活が保証されないという部分での焦り(最初は当然の話です)

最初は生活基盤を整える事が最重要です。

独立時にお客様が何件もあれば良いですが、そうもいかない場合や

0件スタートの場合はどうしても時間が拘束されるお仕事を受ける事も

あるでしょう(アルバイト等)

そういった仕事をしながらとりあえず生活をしないとダメなので

意外と時間は拘束されます。

(2)お声がかかれば土日関係無しにお客様に会う

これもスタンスの問題です。

最初から土日はお客様に会わない

と強い意志で決めていれば問題無いでしょう。

ただ僕のように「のれん分け」が無い事務所から

出た場合はそんな悠長な事を言っていられません(笑)

お友達からご紹介の話があれば土日関係無くお客様の元に

駆けつけます。だから実は自分で確固たる線引きをしないと

土日も仕事の日になります。

(3)営業活動の準備など

営業活動の準備とはホームページを作ったり、ブログを書いたり、

自分の事務所の価格表を作ったり、名刺やパンフレットを作ったり、

税理士法で規定されている税務業務処理簿を作ったり・・・

オフの日を作ってもそのような事で結局は自分の事務所に関する何かを

やっている事が多くなります。

上記の作業は独立しなければ考える必要も無い事です。

(4)自分の事務所の経理がある

自分の事務所の経理業務をやらないといけません。

日々入力などはしませんが、領収書をぺたぺた貼って整理をしたり

交通費をエクセルで集計したり、

売上を集計したり、あとは自分の事務所の予算書を作ったり、

資金繰り(家計簿など)を考えたりする必要もあるかもしれません。

時間の線引きは自由なのでどこで線を引くか

というわけで、色々とやる事があるので案外時間は取れない事がお分かりになると

思います。それでも勤務時代と独立時代で全く異なるポイントがあります。

それは

独立すれば上記のような日々の作業のために時間が無い状況にあったとしても

自分の意思決定に基づいている

という事です。

別に忙しければブログ書くのやめれば良いし、ホームページは閉鎖してしまえば良いです。

極論言えばですけど(笑)

時間を拘束される勤務時代は与えられた業務を自分個人の意思でやらないということは

基本的に許されません。

例えば上司に

「篠原君、今月がA社の申告期日なので申告しておいてね」

って言われて、僕が

「否!僕の中で今年はA社の申告はしない(無申告)方向で決定しました!しくよろ」

って申告期日前日とかに上司に状況報告をしたら解雇でしょう。

でも独立すれば誰も何も言ってくれません。それで僕が本当に申告しなかったら

お客様から訴えられるわけです。

その位に全ての意思決定が自由である(その代わりに全ての責任が自分に帰属する)

という事です。

ただこの意思決定が自由という所がポイントで、

それであれば多少忙しくて時間が無くても納得できませんか?

だって自分が決めた事だから。だから日々、どこで線引きをするのかを

考えて、事務所の軌道の乗り具合と相談しながら少しずつ理想の形に近づける

そんな楽しみ方もできます。

それでも良かった独立開業

自分で明確な意思を持たないと自分のプライベートは作れない

独立開業ですが、それでも良かった独立開業とういテーマで

考えるとやっぱり以下の事が挙げられます。

(1)朝寝坊してもOK

上記の通り、時間が作りにくい状況だったとしても

勤務時代ほど早くに起きないとダメな状況にはなりにくいと思います。

だから、夜遅くまで仕事しなくてはならなくても朝その分ゆっくり起きて

バランスを取る事も可能です(本当は朝方人間が理想ですが)

(2)満員電車とサヨナラ出来る

文字通りですが、勤務時代は満員電車などに乗る事もありましたが、

独立すれば基本サヨナラ出来ると思います。

仮にサヨナラ出来ていなかったら、それは貴方が

満員電車に乗るという選択をしているという事です。

まあ個人的には勤務時代も満員電車に乗るのはその選択をしていると思っていますけど。

僕は仕事選ぶ時点で、職場下見して電車の状況を調べていましたので!

満員電車大嫌いなのでね。あんなあとにパフォーマンス発揮して仕事出来る

わけがないでしょ。

(3)多方面からの収入の獲得が可能(副業)

これも文字通りですが、

僕は今は自分のお客様、専門学校の講師、専門学校の原稿(テスト関係)

先輩の事務所への業務支援などの収入があります。

あとはブログのアフィリエイトと投資で食べれれば最高ですが(ぐへへへ)

このように何をするのも自由になります。

僕が例えば明日からカフェのバイトを始めたって自由ですし、

非常勤バーテンダーに転身しても自由です。

(4)お客様にダイレクトで本音を言える

やっぱりこれが一番大きいですね。

僕が思う「これだ」って話をお客様にダイレクトに言えます。

勤務時代は、担当制といえどそこまでは出来ず色々な利害関係に挟まれて

本音が言えない事も多々あったのですよ。これが一番大きい「良かったこと」です。

まとめ:精神的な自由はあるので独立を目指してみては?

税理士資格が備われば、独立してみてダメだったからって資格剥奪されるわけじゃあないですし、

無責任な事をあえて言いますが、

独立しちゃってみても良いんじゃないですか?

僕はまだスタートしたばかりですから、時間もお金も楽じゃないです。

勤務時代の方が時間もあったかも?お金は勿論最初は勤務時代の方が良いです。

でも、なんとなくやりたいって思っているなら、多分やらないと後悔します。

そのやる理由が、ただ時間が欲しいだけって事だったらあまりお勧め出来ないですが、

もしこのお仕事が好きなら一旦やってみる価値はあると思いますよ!


【編集後記】

何度か記事にしましたが、メインで使っているノートパソコンは

レッツノートにしてSIMを入れてあるのですが、

本当にこれにして良かったと感じています。

毎日パソコンを持ち歩いていますが、

軽いし、起動速度が速いし、頑丈だし、

本当にこういうツールはケチってはいけないなとこの

ノートパソコンのレッツノート3号(1号と2号はエンジニア時代に使用)

敬意を表します。

【昨日の1日1新】

~ 住民税の原稿作成 ~