税理士登録に必要なものについて解説します

税理士登録・・・流石国家資格です。色々と用意するものがあります。

税理士登録に必要なもの

税理士登録に必要な書類などは人によって異なります。

僕が税理士登録をする際に必要だったものをご紹介致します。

尚、僕はオーソドックスなパターンだと思いますが、

過去に税理士事務所に2年以上勤務しており、正社員でした。

また今回の登録区分は現在の税理士法人の所属税理士です。

それでは早速まいりましょう。

(1)税理士登録申請書

正本1通、副本4通が必要になります。

ざっくり言うと、氏名、住所、連絡先や、事務所予定地(僕の場合は所属する支店)

学歴や職歴などを書きます。履歴書に近いですね。

(2)登録免許税の納付済領収書

登録免許税を納付します。

僕は登録免許税を納付するのが初めてでした。

金額が空白の納付書が入っているのです。東京税理士会は

品川税務署に納付するようですねえ(印字されている)

因みに、値段は6万円。ホテルのフルコースのディナーがペアで食べれちゃう値段です。

(3)顔写真

タテ2.8センチ ヨコ2.4センチ 裏面に撮影日と氏名を書きます。

税理士証票にも貼られますから、変な破天荒な写真にしないように(笑)

(4)日本税理士会連合会差出のハガキ

後日、税理士登録の調査(面接)のお呼び出しがあります。

破天荒キャラを演じて面接で落ちたりしたら

悔やんでも悔やみきれない事になるので慎重に!

(5)履歴書

氏名、住所、学歴、職歴、資格などを書きます。

税理士を目指したきっかけなどの動機は不要です。

(6)戸籍謄本(原本 3ヶ月以内取得)

最寄の役所や行政センターなどで取りましょう。

(7)世帯全員の住民票の写し(原本 3ヶ月以内取得)

住民票の写しの 写し はコピーという意味では無いので注意。

住民票です。尚、マイナンバーの記載はしてもらわないように。

記載省略すること!

(8)自宅住所地等に関する確認について

住民票登録の住所地に居住しているかどうか、

登録前に税理士業をやっていないか?の確認について回答をします。

(9)税理士試験の合格証書等

この為に頑張ってきましたね。おめでとう!

(10)直近2年分の住民税課税証明書(原本)

確定申告をしている人は、確定申告書のコピーのようです。

僕はサラリーマンなので課税証明書です。

(11)在職証明書

勤務しているボスに書いてもらいましょう。不平不満は

書いてもらって登録が済んでから、言いたいことは全部ぶつけてやりましょう(悪魔)

(12)在職証明書に係る印鑑証明書

上記同様です。あと少しの辛抱です。

(13)直前2年以上の源泉徴収票

医療費控除などで原本提出しちゃったら、再発行してもらいましょう。

だから、ボスとの関係は・・・(しつこい)

(14)身分証明書(原本 3ヶ月以内取得)

区役所などで発行してもらえます。

後見人の登記とかをしていないことを証明します。

(15)登記されていないことの証明書(原本 3ヶ月以内取得)

法務局で発行してもらいます。郵送で申請する事が多いと思います。

返信用封筒などを用意して手続きをとりましょう。

詳細は手引きの別紙に書いてあります。

(16)日本税理士会連合会会長宛の誓約書

税理士登録できない状態に無いことを誓約します。

詳細は税理士法に書いているわけですが、悪いことをすると

その後数年間は登録できなかったりします。

国家資格ですから、試験に合格すれば良いって問題じゃあ無いわけですね。

(17)念書

登録したら6ヶ月以上は税理士業をやることを誓約します。

なので、登録してから1ヶ月で会社に辞表を叩きつけるようなことをしたら

破天荒なのでやめましょう。

僕は登録してから、1ヶ月位で辞意を伝えました。ただその後半年以上勤務して

今に至っていますが、本当にごめんなさい。本当にごめんなさい。

(18)事務所付近の略図について

事務所の場所を手で書いたり、印刷した地図を貼り付けたりします。

(19)登録手数料

5万円を申請時に現金で渡します。

登録免許税6万円の他にもお金がかかるのね。

美味しい外食は暫くは、おあずけしてでも手数料のお金を用意しましょう。

(20)その他

無職の期間が申請前3年内のうちに6ヶ月以上あると

その期間どうやって生計を立てていたのか説明する書類を提出したり、

色々なケースによって提出する書類が異なります。

そのあたりは全て「税理士 登録・開業の手引き」に記載されていますので

熟読してから書類を書きましょう。

税理士登録

また、日本税理士会連合会に電話をしても

優しいお兄さんお姉さんが丁寧に教えてくれるので心配しなくても大丈夫です。

年会費もかかるので注意!

税理士試験に合格しても、それまで生活が苦しいケースもあるので、

結構、上記の登録免許税とか登録料も安くは無いですよね。

あとは年会費もかかりますので注意。

(所属税理士の場合、出してもらえる所もありますよね。弊社も出して貰えます

ただ、来年からは独立しますので、自己負担(そりゃ当たり前))

会費は支部により異なりますが、参考までに僕の支部では

東京税理士会に支払った金額として、

入会金4万円

年会費8万1千円

その他2万5千円

でした。もはや家族で旅行がいけそうですね。

更に所属支部への会費が年間で3万円弱でした。

お金は最初に結構かかるので、頑張ってお金を貯めましょう。

(登録すれば研修も充実していますし、会費は決して高くないと僕は思います。

僕は研修制度は活用しまくろうと思っています。)

さあ税理士登録してはじめの一歩を踏み出そう

登録の申請書類などを一式提出し、

支部の面接が終わり、無事登録になりましたら、

税理士証票の交付式の案内が届きます。

交付式では色々と税理士の先輩の先生が色々な貴重なお話をしてくれますし、

税理士法についても講義をして下さいます。

(僕は法1条を目覚ましのアラームに表示されるようにして日々モチベーションアップを

はかっていましたので、1条だけは千数百回見てますが(笑))

税理士証票を受け取り、税理士バッジを受け取り

皆様で記念撮影をしたり、色々な会に勧誘を受けつつ、

僕は懇親会は残念ながらお仕事の都合で欠席しましたが懇親会があります。

そんなわけで、これで晴れて税理士です。

これからは、自由です。

所属税理士でバリバリ色々な案件に挑むもよし。

社員税理士として税理士法人の運営に携わるもよし。

開業税理士として自分の軸で挑戦するのもよし。

税理士になったら色々な選択肢が広がりますよ。

今は来年に向けて、東京税理士会の退会→東京地方税理士会への

入会などの手続きを調べていますので、

税理士登録について書いてみました。

来年はとっちー君グッズがいっぱいもらえるのかなあ(ニヤニヤ)


 

【編集後記】

風邪を引いてしまったので今日は今月申告の申告書を

仕上げてサクッと帰宅。

近所の大好きな「北野エース」というスーパー(KALDIみたいなとこ)

でボジョレーヌーボーの解禁って事で試飲をやっていたのですが、

パスしました!やっぱりお酒は体調が万全の時に飲まないとね(笑)

僕はミディアム~フルボディが好きなので、軽いボジョレーはあまり好きでは

ありませんの。でも軽い日本のワインはさっぱりしていて和食に合いますよね。

【昨日の1日1新】

~ たまにはTUKIでも眺めましょ 池袋 オーガニックなお食事とお酒 ~

私が税理士試験時代からメルマガやブログで思考整理をさせて頂いていた

税理士 井ノ上陽一さんにならって私も意識して、1日に1つ以上新しい経験をし

それを記していきたいと思います。