税理士試験の財務諸表論は合格率が高い科目です。繁忙期明けの合格の為の過ごし方について。

こんにちは。

吉田町と野毛を愛する横浜市中区(馬車道・関内)で開業中の税理士しのはらともあきです。

本日のブログは・・・。

税理士試験の財務諸表論は他の科目に比べると例年合格率が高い傾向にあります。

 

まずは財務諸表論の合格を狙って税理士試験について幸先の良いスタートを切ろう!

 

って事で繁忙期明けの過ごし方はこんな感じです。

ってそんな事を書かせて頂きます。

しのくん

業界の繁忙期が終わったのでまだ疲れも取れ切っていない時期かもしれませんが、次は税理士試験へ最後のラストスパートのスイッチを入れる時期に入ってきていますね。
わん!(まだ3月決算5月申告というイベントが残っているわ。でもスイッチはもう4月から入れないとダメだわね。)

はぐみ

業界繁忙期明けから4月末までにやるべき事

しのくん

3月決算5月申告があるので、ラストスパートは6月1日からだとお考えの方もいるかもしれませんが、それは違います。いつラストスパートなの?

わん!(今でしょ!)

はぐみ

まだ確定申告の疲れが残っているかもしれません。

確定申告時期にあまり勉強が出来なかった事によって

授業に行かなくなってしまうケースも散見されます。

実際、講師業をやっていますし、受験生としても長かったですし、

その間も真剣に仕事しながら勉強をどうにか両立してきたので、

そういう光景は何度も見てきています。

ただ、こんな所で諦めてはいけません。まだ何も始まっていませんよ。

と声を大にして言いたいです。

ここからの頑張りで合格は必ず勝ち取れます。

ただポイントはここからの頑張りは本当に死ぬ気でやるという事です。

という事は残念ながら6月1日からでは無く、もう3月末からスイッチを入れる必要が

あるという事です。

それでは4月末までにやるべき事について考えていきましょう。

※一応本記事は財務諸表論に絞っていますが勿論他の科目にも(特に簿記論)にも同じ事が言えます。

(1)基本テキストの素読みと設例を解く事

ここで理解していない点があれば必ず講師に聞くなり、

解説を見て必ず理解をするようにしましょう。

(2)トレーニングを回転させる事

トレーニングは今迄に何回転させていますか?1ですか?2ですか?

まずは4月末までに3回転を目指してみましょうか。

勿論、トレーニングの最初の方の様式とか

簡単すぎる総合問題などはもう1回やって出来ているなら

もうやらなくて良いです。

自分で「もう絶対大丈夫」という項目には

その旨が分かるように印をつけておけばいいでしょう。

むやみにできる問題をがむしゃらに解くのは時間の無駄になりますので、

その判断だけは必ずやるように。

ただ、一瞬でも忘れてて手が少し止まった問題は

再度解いた方が良いでしょう

判断基準は眠っても解ける位の基礎問題はもうやらなくて良いという事と

トレーニングNO1の最初の方の論点はその後の総合問題でも

カバーされていたりするので、そういうものはもうやらなくて

良いという事になります。

(例えば、BSやPLの区分名や表示名はその後のトレーニングでやれば良いですよね。)

(3)理論暗記と注記についてはオンとオフの使い分けを

まず概ねはオフで良いと思います。

暗記用のテキストを毎日必ず読みましょう。60分以上は時間を確保する事。

因みに、僕は所得税法の理論マスターを毎日5最低でも4時間以上は読んでました。

財務諸表論はどうしても理論よりも計算で差がつくので

(理論は難しくて誰もできない問題が出る事も多々ある)

まずは計算に時間配分は必要ですが。

もし財務諸表論1本に絞っているなら平日はこれからはフルタイムで働いていたとしても

毎日2~3時間は計算の時間を確保し、1~2時間は理論の時間を確保しましょう。

土日は朝から夜まで専門学校に缶詰めになる気持ちで過ごす必要があると思います。

それが僕が言う死ぬ気でやる!という覚悟です。

※注

もし簿記論と同時受験であれば勉強時間は上記が限度なので、

平日の計算は簿記論9割。財務諸表論は1割。理論暗記だけは1~2時間確保。

で良いと思います。土日の缶詰は2科目の場合より一層遅くまで缶詰になる必要は

あるかもしれません。でも、合格すれば終わりです。

合格すると本当に色々周りからの目が変わりますよ!

だから絶対に死ぬ気で合格を勝ち取って下さい。

だいぶ脱線しましたが・・・(笑)

オフの理論暗記はカフェなどで美味しいコーヒーとケーキを食べながらでも良いです。

そこで読む理論暗記も勿論上記の時間に含まれますし、電車などの移動中に読む時間も同様です。

次に、オンの理論暗記です。

こちらは脳が相当疲弊しますが、

土日などに専門学校の自習室で理論テキストを使って

みっちり理解し、暗記(脳内でブツブツ)し、暗記が出来ているかをアウトプットする。

アウトプットも書くと時間がかかるので、脳内でブツブツとアウトプットすれば良いでしょう。

これは相当疲れますので、1時間から2時間程度やるとふらふらしたりしますが(笑)

休憩やお菓子でエネルギーチャージしつつやりましょう。

(4)総合問題(実力テスト)について

実力テストで出た理論については、

特に精度を高めた方が良いでしょう。

専門学校が重要度の高いものを出題していますので、

優先して覚えるべき項目と考えられます。

また計算問題については、

必ず解きなおしをし、

解けない論点の洗い出しと

解けない論点が無くなった場合は

時間を当初70分~80分必要な問題だったら

60分で解くなど自分なりに負荷をかけながら総合問題を

解くスピードを高めつつ精度を守る練習をしてみて下さい。

財務諸表論は合格率が高い科目なのでまず必死に頑張り報われる体験を目指そう!

しのくん

合格率が高いからといって正直そんな簡単に合格はさせていただけません。残念ながらそれは事実です。でももしこのブログを読んで頂けたら、読んだ瞬間から是非自分にスイッチを入れて頂きたいと強く思います。科目合格無ければ税理士に勿論なれません。税理士になると色々な選択肢が生まれるので本当に僕は取れて良かったと思っています。だからこそ辛いとは思いますが、これからの時期死ぬ気で試験の合格に向かって日々過ごしてみませんか?

「しのはらともあき税理士事務所」の所長の僕はこんな感じの税理士です。

しのくん

もし気軽に何でも相談出来るような税理士をお探しでしたら僕の事務所までお気軽にお問合せ下さい!
わん!(私の主人なのでどうか宜しく使ってやってくれよ!案外、頼れるやつなのよ!)

はぐみ

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【編集後記】

今日は講師業。講師業が終わった後は夜に

明日はちょっと地方出張(相続案件)

で外出するのでその準備の予定。

やっぱり僕は相続税が好きなので、

これから商品化の為のパンフレットやホームページなどを

作成します。何か新しい事をすぐに始める。

これは昨日のセミナーで印象的に感じた事です。

僕がやりたい事をやらないと独立した意味が無いからです。

その準備を1歩でも始める事が僕が発する言葉について

説得力が宿る唯一の方法だと思うからです。

【昨日の1日1新】

~ 池袋 バーでセミナー ~